aruto's diary

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FF14 黄金のレガシー パッチ7.0~7.05の感想(ネタバレなし)

もうパッチ7.1の情報が出てるのに今さらパッチ7.0の話題ですよ!!
7.0メインクエ終わったあと、「どうせ書くなら零式終わってからにしようかなぁ」とか思ってたら、零式終わった後もそのまま忘れちゃって、そのままずるずると時間が経過して今になってしまいました。
というわけで7.0のレビューというかネタバレなしの感想!

  • メインクエスト

評判が……悪かった!
ただつまらない訳ではなかったです。不満点は、ウクラマトが物語の主人公になってしまっていて、プレイヤーキャラは引き立て役って感じだったところ。やっぱプレイヤーキャラは物語の中心にいてほしい。
あとウクラマトの顔のアップが多すぎて、途中からロスガル女性の顔を見るのが気持ち悪くなってきた。
シャーローニ荒野のメインクエストも、これサブクエストでいいんちゃう?って思いながらやってたな……。


ストーリーについて改善して欲しい点としては以下かな。
・物語の中心はプレイヤーキャラにしてほしい。
・一番おいしい所をウクラマトが持っていくな。
・「ここ伏線だから」という理由があっても退屈な物語が許される訳ではない、せめて退屈なシーンは短く。

クオリティは漆黒・暁月よりはっきり下がったと思います。
FF14 における最大の評価ポイントだったストーリーが低クオリティになってしまったのはヤバいよ!

  • バトル

ID がダルくなった。
「エキスパートって名前つけちゃったのに、難易度がエキスパートじゃなかったので、難易度あげますw」とか言うてたけど、じゃあ名前が間違ってるんだろ、名前を変えろよ!という感じ。

高難易度(おもに零式)については、今までワンパターンな脳トレギミック偏重で「もう脳トレ飽きたよ……」とうんざり気味だったのが、フィジカル系のギミックが増えており、ちょっと毛色が変わって面白くなりました。
またコンテンツの雰囲気、グラフィック面等でも今までなかったようなものが登場しており、ワンパターンさから脱却しようとしている気概を感じました(特にみんな大好きライトヘビー級 2 層)。

ただ次は難易度を上げてくると思いますが(いつもそうなので)、暁月までとギミックの傾向が変わっているので、従来の高難易度に慣れていた人は苦戦するかもしれません。
例えばアラームフェロモン1回目とかめちゃくちゃ事故るよね……!

でもさ……次も今回くらいの難易度でいいんだよ……?

日の出は立ち位置がシビアすぎるのだよ
  • グラフィックアップデート

特に言うことはなし。
ただ一部明確に印象が変わってしまった部分があるので、気になる人は気になるんだろうなあと思っています。そこでけっこう燃えてますね。
これは「アップデートしますが見た目の印象が変わらないようにします。これは最優先です」とか言うてしまったのが悪いので、正直、吉田の自業自得です。
「グラフィックが変わるので見た目がちょっと変わりますが許してください」って言ってれば違ってたかもしれないけど、「ならグラフィックアップデートしなくていいよ!」ってなってただろうし難しいでしょうねえ。

元々が PS3 版が存在していた時期に、PS3 でも表示できるようにするためのグラフィッククオリティだったので、2024 年時点では既に他に見劣りするクオリティになってきており、今後 10 年以上サービス続けるならアップデートは必須という状態でした。
なので今後もユーザーのフィードバック 1 つ 1 つにじっくり対応していくしかないですね。頑張ってください。

  • コンテンツについて

拡張が出たときのいつものメインクエスト、ID、極、FATE、8人レイド、といういつもの定食。これだけだと飽きが早いだろうなと思うので、アップデートは急いだほうが良かろうと思います。
FATEについては最初FATE達成度RANKが上がったとき、回数が「0/20」と表示されていたので、コンプリートに必要な回数が減ったのか!?と一瞬期待したのですが、もう1回ランクが上がった時に「0/40」と表示されており、「ただ無意味に細分化されただけかよ!!!クソが!!!」と思いました。

で、7.1については今度触れようと思っていますが、7.1ではじめて登場する定食外コンテンツが高難易度であり、高難易度がまた増える点については懸念しています。
いまのバトルコンテンツ開発チーム、高難易度好きすぎるだろ。そんな高難易度ばっかりやる時間ないぞ!?

  • 総合

Steam の評価が「賛否両論」になっており、一般的に賛否両論というのは「クソゲーというほどではないが、つまらないゲーム」の評価になっているのですが、そこまで酷くはなかった。
ただ、前拡張である「暁月のフィナーレ」のストーリーのデキが素晴らしく、そこと比べられてしまい、失望感から低評価を招いたのではないかと思います。

ストーリーのクオリティが前拡張比で下がったのは「暁月が集大成だからこれはどうやっても超えられないから」じゃなくて、単純に黄金のレガシーの舞台や登場人物の魅力のなさ、テキストの稚拙さによるところが大きく、ただ監修が上手く行かなかっただけです。

store.steampowered.com


FF14 の拡張が出るパッチ ( 3.0, 4.0, 5.0, 6.0, 7.0 ) というのはストーリーがメインコンテンツになるので、ストーリーがつまらなければ評価が低くなってしまうのはどうしようもないです。

今回のストーリーの低評価は、登場人物と舞台の魅力のなさによるものが大きいため、ここからストーリーで評価を巻き返す事は難しいかと思います。
3 ヶ月経過しても「賛否両論」から変わってないってのは、もう一部のアンチや過剰反応勢が低評価をしているだけではないという事です(そもそも 6.55 まで終わってないと 7.0 できなくて、買う意味もないですしね)。

今後、黄金のレガシーにおいては、もうバトルやバトル以外のコンテンツ面で評価を挽回するしかないと思いますので頑張っていただきたく。

というわけで次回へ続く。