aruto's diary

Since 2003

FF11 に復帰してがっつり遊んでみた記録

というわけで FF11 に復帰してみて結構がっつりやったんですよ。FF14 が暇な時期なので、ウェルカムバック終了後 1 ヶ月課金してみました。

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もう強いとは言えない性能ですが愛用 ( エクスカリバー 119 )

  • 当方のスペック

・2013年夏までがっつりプレイ。そこまでの実装コンテンツは全部クリア済み(メナスインスペクター、レギオンなどを含む。ガリスンは含まないw)
・2014年以降は、ウェルカムバックで星唄クリアしたくらい。大半のコンテンツは手つかず ( ※復帰前の状態 )
・レリックは、エクスカリバー IL119 所持 ( 300 個納品のほうまでです )
・ジョブポは赤 Su4、クロセアモースは高くて買えないので、ヴィティソードを買って強化中。
・最近のコンテンツは、デマサルデーゲン+1を取ったり、エスカ NM をやったり、デュナミス〜ダイバージェンスの Wave1 ボス討伐までやったくらい。
要するにアドゥリンのちょっと後まではガチでやってたけど、その後休止したので、2014 年以降はほとんどやってない状態でした。このパターンの方は多いみたいですね!(復帰後は結構色々やってます!ライトな感じですけども)

  • 今のヴァナ・ディールの状況はどうなのか

サーバは Siren なのですが、「アドゥリンの魔境」発売前に /sea all したところ、2,300 ~ 2,500 人くらいだったと記憶してます。
今 ( ウェルカムバック終了後 ) は、21 時に /sea all すると 730 人。
プレイヤー数が 1/3 になったと考えるとけっこう寂しいもんですねえ……。
とはいえ、メジャーバージョンアップ終了宣言の出ているゲームをまだ 1/3 がプレイ続行しているのは凄い事なのかもしれません。

ちなみにメンテがあった日の 21 時だと 530 人でした。放置バザーを除くアクティブプレイヤー数だとこんな感じなんですね。

  • (最低限の) 装備はめちゃくちゃ揃えやすい

アドゥリンの PCK ワークスで IL119 の戦績装備が貰えるのですが、これでいきなり IL119 装備が全身分揃ってしまいました。
どうやらこれがアビセアのペルル・オロールに相当する装備のようです(あくまでユニクロ。過去の低難易度コンテンツで使える性能。最近のコンテンツでは通用しない)。

ただし、「どこで何が入手できるのか」「何を手に入れると良いのか」の導線がメチャクチャで、ゲームを熟知しているフレンドがいないと、復帰者はまずどこで何をすれば良いのか分からないと思います。上記の PCK ワークス装備だって、ゲーム内で「まだ装備が整ってない人は、まずここに行けばいいですよ」なんてヒントは無いですからね!

  • まともになったコンフィグ

「高画質な環境でプレイしたいから、ゲームコンフィグは全部 HIGH にしよっと」
「残念!高画質なのは LOW でした!」
「なんでやねん!!!!!!」
……という状態で 17 年放置されてたのですが、ついに分かりやすくまともなコンフィグになりました!やった!!
分かっている人はみんなやってる「BB2倍」という設定も、レジストリを使わずコンフィグから設定できるようになりました。
良い改良ではあるけど 17 年遅いよ!

  • 結構色々なことがソロでできるようになった

プレイヤーの成長、装備性能のインフレ、NPC とパーティが組めるフェイス、等により、過去にソロでは困難だった事がソロで達成可能になっています。
たとえばミッション(プロマシアなど)、アサルト、アビセア、ヴォイドウォッチ(の一部)、等がソロでもクリアできるようになっています。

……ただソロが可能なのは、古いコンテンツで、なおかつ人数制限 ( 最低 x 人必要など ) のないコンテンツのみです。おおむね「アドゥリンの魔境」以前のもの ( 2013 年以前のもの ) はソロ可能と覚えれば良いでしょう。
2013 年のコンテンツであるメナスインスペクターはソロでの突入が不可ですし、ミッションでも、最終シナリオである「ヴァナ・ディールの星唄」はソロでのクリアは困難です(少なくとも復帰者のユニクロ装備では)。

最近のコンテンツでは、「ジョブポ稼ぎ」(ようするに雑魚狩りでのレベル上げ)や、アンバスケードの「とてもやさしい」といった当初からソロを想定して作られた低難易度コンテンツのみ、効率は落ちるもののソロで行う事ができます。
大半のコンテンツは最低人数制限があったり(デュナミスダイバージェンス、ベガリーインスペクター等は最低 3 人必要)、難易度の関係等で、パーティを組む事が求められます。

  • クエストは作りが 2002 年から進化してない

最新の拡張の(必須)クエストなのに「雑魚モンスターがまれに落とすアイテムを x 個集めてこい」とかが多々あって、いやあ 2002 年から進化してないですね……。もちろん、どの雑魚が落とすとかノーヒントですよ。
ゲーム進めてて「えっ!? 2019 年にもなって、ランダムドロップのクエストアイテム集めのために、雑魚モンスターのリポップ待ちをさせられるの!?」と悪い意味でびっくりです。

ノーヒントといえば、ミッション(メインクエスト)を進める途中で通る道に、壊さないと通れない壁があるんですが、殴っても 0 ダメージで壊れないんです。色々試して、結局分かったのは「さっさと離脱して、別の場所にあるクエストをクリアしてからもう一度来い」でした。
これゲーム内に一切ヒント無いですからね!いやあ凄い。2002 年の MMORPG だったらこういうのもあったんですが、これ 2014 年実装のコンテンツですからね……。それに今は 2019 年ですよ……。
壁殴った時に「このままでは壁にダメージを与えられない。××が必要だ」とかメッセージ表示するだけで全然違うと思うんですけどね。

コロナイズ・レイヴとかレイア・レイヴとかコロナイズ・レートとかパルバライズスキルとか意味不明な独自ワードも多過ぎ。「開拓率」とか「魔法障壁破壊スキル」とかで良いじゃないですか。見ても意味がわかりません。

  • 嘘の多いマップなど、各所にあるイジワル

ゲーム進めてて思ったのは、マップを見ながら進めようとすると、「マップでは通れるように見えるが、実際は通れない」所が多すぎること(というのを、ミッションを進めてラ・カザナル宮にたどり着いたあたりで実感)
マップでは何も無い通路なんですよ……でも実際行くと、ただの壁なんですよ……。もう何が正しいのやら。

わざと迷わせて冒険感を出したいなら、最初は間違ったマップ(今あるやつ)しか手に入らないけど、最終的には正しいマップが手に入るとか、いくらでもやりようはあるだろうに……。
そもそも間違ったマップをプレイヤーに渡す意味もよくわかんないですけども ( SCT.ワークスは無能なんだよってプレイヤーに思わせたいのかな )

ジラートのマップにもこういうのありましたけど、2003 年から考え方が変わってないですね……。

  • 毎月のバージョンアップはあまり代わり映えしない

基本的には、特定のコンテンツ(アンバスケード)で、出てくる敵が変わるだけです。他には、たまに過去コンテンツの敵を強くしたバージョンが出てきます。
それ以外はなんと「ジョブ調整もコンテンツのうち」と明言されています。単にコンテンツが盛り込めないのでそう言っているだけだと思いますが……。

開発チームが縮小しているので、こうなってしまうのはしょうがないんだと思います。けどまあ変化を感じないですね……。
MMO は将来に期待して遊ぶゲームでもあるので、停滞感は天敵……。

  • よくわからないコンテンツレベルと、よくわからないコンテンツヒエラルキー

いちおう公式の指標として「コンテンツレベルとは、出てくるモンスターの強さを示したもの」であり、アイテムレベル 119 のプレイヤーはコンテンツレベル 119 のモンスターと同程度の強さ、という事になっている……はずです。
そして「コンテンツレベルが高いほうがモンスターが強いので、難しい」……はずです。
実際は……

「アイテムレベル 119 の装備をつけてコンテンツレベル113 (★アーク・ガーディアン1 とてもやさしい) に挑んだら、気づいたら一瞬で壊滅していた」
「コンテンツレベル 129 のアンバスケード 2 章とてもむずかしいが余裕だったので、コンテンツレベル 124 のアンバスケード 1 章やさしいに挑んだら、いきなりやられた」
「アイテムレベル 109 の装備を 119 に強化するために、コンテンツレベル 132 のバトルフィールドをクリアしないといけない」

コンテンツの難易度指標として無いよりマシと思いきや完全に罠になっていたり、IL109 を 119 に強化するのに IL132 のコンテンツに挑む必要があったり、何がなんだかよく分からない事になっています。
たぶん開発の現場も混乱しているんだと思います。

基本的にプレイヤーの間でも「コンテンツレベルは信じてはいけない」と言われており、何のためにあるのかよくわからない数字になっています。
FF11 にはこういう要素が多いです。

  • 昔よりソロにやさしいが、現代の MMO として見るとかなり厳しい

かつて絆ゲーと言われた FF11 ですが、NPC とパーティを組む事ができるフェイスの登場で、以前よりソロでできる事の幅が広がりました。
しかし「そもそもプレイヤー人数としてカウントされない」「そもそもステータスが弱い」「頭も弱い」という仕様により、なかなか厳しい状況にあります。

そう、そもそもフェイスはプレイヤーよりステータスが弱いのです。
フェイスはプレイヤーの装備しているアイテムのレベル (IL) で強さが決まります。IL119 が限界で、これは 2013 年当時の装備です。ですが、今は「IL は変わらないが、装備性能は格段に上がっている」「IL 以外の成長要素がある」ため、 IL は据え置きながら、プレイヤーのステータスは上がっています。一方、フェイスのステータスは据え置きなのです。
プレイヤーの成長に伴い敵も強くなっていますが、フェイスは強くならないのです。

似ている要素と言える DQX の「サポート仲間」は、性能的にはプレイヤーと同じ(そもそもプレイヤーキャラですからね)一方、しょせん AI なので柔軟な対処ができず、生身のプレイヤーと組んだほうが有利、ハイエンドはサポだとかなり厳しい、という絶妙なバランスになっています。

FF11 のディレクターは「ソロ(+フェイス)でなんでもやらせない」と明言しています。まあこの発言も「なんでも」が何なのか曖昧なのですが……
この発言には 2 つ問題があり……

1. このディレクターの認識する「なんでも」のハードルが低い

現代の多くの MMO は「最新のコンテンツは PT が必須、数年落ちの古いコンテンツはソロでも普通にやれちゃう」という感じになっています。
FF11 は、数年落ちのコンテンツでも PT 必須なものは PT 必須なまま、ソロが可能なのは数年落ちコンテンツのうち、一部の当初からソロを想定して作られた低難易度の物のみです(アンバスケードだって 3 年前のコンテンツですからね)。
たとえば 2013 年実装のメナスインスペクターですら、ソロでは突入すら無理です。

ソロ+フェイスでできることの範囲を他の MMO で例えると……
DQX で例えれば、「日替わり討伐の、強ボス程度なら可能」といった感じ。
FF14 で例えると「2.X のノーマル蛮神はクリアできる」「極蛮神は、2013 年のコンテンツも含めて入場の権利が得られないので不可能」といった感覚に近いでしょうか。

多くのプレイヤーが「アンバスケードの低難易度を 1 日 1 回やってログアウト」になってるみたいですが、これ楽しいんですかね……。

2. ソロ非推奨な方針……の割にパーティが組みづらい

当然コンテンツファインダーや、マッチングシステムはない! ( 現代の MMO である FF14、DQX には当然ある )
パーティ募集方法は、シャウトと 60 文字のサーチコメントだけ!
60 文字にコンテンツ名・募集ジョブ・やり方・ロットルール・縛り内容等全部書かないといけないので、どうしても暗号文のようになる!
結果的に暗黙の了解だらけになり、経験者以外はお断りになる!

パーティ周りの仕組みも文化も、2002 年のまま何も変わっていないのでした。

そもそもゲーム設計に初心者歓迎をするメリットが組み込まれていないので、主催側に初心者を入れる理由が無いんですね。
「未クリア者を入れたままクリアした場合ボーナスがある」だけで全然違うと思うんですが……まあそういう発想はなさそうです。

  • 絆ゲーは絆ゲーのままだった

FF11 開発陣はどうも FF11 以外のゲームの経験が少なく、ガラパゴスな仕様で満足してしまってるきらいがあります。これは 2002 年から変わらないですね……。
絆ゲーは 2019 年になっても絆ゲーのままなのでした。

上記の理由により復帰者は基本的に野良で PT が組めないので、何かやりたければ、フレや LS メンバーに頭を下げて、メリットの無い手伝いをお願いするしかないと思います。
ですが……残念ながら、今それが可能な人はほとんどいないでしょう。大半の方が「x年ぶりにログインしたら、LS に自分しかいない……フレンドもみんなオフライン……」となっていると思います。
その状況でもなんとかなる仕組みが、ゲーム設計やコンテンツ設計に組み込まれていません。

というわけで、普通の人は上記の事により、復帰してもできる事が限られているのです。
最初(レベル上げや、低難易度コンテンツ)で遊んでいるうちはいいのですが、そこからステップアップする手段が存在しません。

  • MMORPG なのにパーティが組みにくい事が一番の課題

一番の課題は「MMORPG にも関わらず、パーティを組みにくい」事でしょう。なのでプレイヤーの選択肢としては「パーティが組みにくいから、しょうがなくソロでやる」になる訳です。
その課題に対して、なぜか「全部ソロでできるゲームにはしない」のような極論で逃げるディレクターの認識が一番問題なのかな?と感じました。だって「全部ソロでクリアしたい」なんて言うプレイヤーはいないでしょう。
本来、みんなパーティ組んでコンテンツに挑戦したいはずですよ。でも FF11 だとそれが困難なんだという現実に、そろそろ目を向けてほしい。
(「やりたいコンテンツにパーティを組んで挑む」事へのハードルが異様に高い、という意味です)

このへんがなんとかなるまで、FF11 への復帰はお勧めしにくいです。開発陣が考え方を変えてくれたらいいんですが……まあ 17 年同じ考え方でやってきたので難しいかも。
ウェルカムバック期間だけちょっと楽しむのが正解なんですかね……。
古く、かつライトなコンテンツをやるだけなら楽しいですよ!