aruto's diary

Since 2003

よくわかるiPodの歴史

新製品が出たところで、「もうiPodの世代とかよくわかんない」という人がたまに見られるので整理してみませう。iPod U2 Special Editionとかの、同じ名前で複数の世代にまたがる派生品は省略してます。あと容量/価格はローエンドモデルのみ記載。

初代機ですね。5GB、47800円、Mac専用です。Dockコネクタなんてなくて、FireWireコネクタがついてました。ホイールは機械式です。タッチセンサーなんてついてません。

5GB/36800円から。Windows版が誕生し、タッチセンサーがつきました。

10GB/36800円から。Dockコネクタが誕生しました。あとパッケージがWindows/Macintoshで統一されました。再生ボタンとかが独立してました。そのためホイールが少し小さいです。

20GB/32800円から。今のiPodと同様の"クリックホイール"になりました。ホイールとMENUとかのボタンが一体化してるアレです。

20GB/32800円から。ディスプレイがカラーに。ようするに"iPod photo"(後述)の機能を取り入れたモデル。

30GB/34800円から。通称iPod Video。白黒のカラーバリエーション。ファームウェア更新にてギャップレス再生、画面の明度設定可能。FireWireサポート廃止。

30GB/29800円から。第5.0世代と比較してバッテリーを長持ちさせた。現行の最新モデル。

40GB/54800円から。第4.0世代をカラー化して写真表示機能を持たせたもの。

30GB/38800円から。アクセサリを簡略化、値下げ。
このモデルを最後にiPod photoiPod 4.5Gに統合される。

4GB/26800円から。ちっちゃい。日本のiPod人気の火付け役。FireWireサポート。

4GB/21800円から。従来モデルよりバッテリーを長持ちさせた。
その後iPod miniiPod nanoに移行。

2GB/21800円から。驚異の小ささで大ブレイク。白黒のカラーバリエーション。しばらくしてから1GBモデルも17800円で登場。FireWireサポートなし。

2GB/17800円から。アルミ合金化、白黒緑青ピンクのカラーバリエーション化し、バッテリーを長持ちさせた。現行の最新モデル。

512MB/10980円から(その後512MB/7900円に値下げ)。ディスプレイなし、FireWireサポートなし、Dockサポートなし。

1GB/9800円。クリップ本体内蔵。Mac/PCとは専用のDockで接続。現行の最新モデル。

  • Tips

iPod 第4.5世代は、PowerPC MacでOS起動ディスクにできる最後のiPod(FireWireサポートしているから)。ただし、それ以降のiPodも、Intel Macでは起動ディスクに指定(というかOSインストール)可能。