ベータ版なので、暫定仕様みたいな感じで動いている部分が多々あります。
ダウンロードは : http://d.hatena.ne.jp/FukayaAruto/20100516
- ハッシュタグの取得は50件固定です。
ためしに200件にしてみたら、読み込みがいつまで経っても終わらないので、50件くらいがちょうど良いかな……?というわけで、とりあえずコレです。
ハッシュタグの表示は、通常のタイムラインの表示と違い、「知らないアイコンをたくさん読み込まなければならない」という特性があります。ココがやっかいです。
- じつはログの取得は一瞬で終わっている
Memoriaのログ取得は、じつは一瞬で終わります。たぶん1秒かかってないんじゃないでしょうか。何に時間がかかっているかと言うと、アイコンの取得です。あまりムチャをすると通信に失敗するしサーバに負荷もかかるので、アイコンの取得時はサーバへ複数同時アクセスしないようになっています。
というわけで、あまりたくさんのログを取得すると、アイコンの取得にばかり時間がかかってしまい、検索結果の表示にすごく時間がかかってしまうのです。
ハッシュタグ検索時のログ取得数は調整できたほうが良いのかもしれないし、設定の「通信時の取得数」をそのまま利用すれば良いのかもしれない。ちょっと自分で使いながら様子を見ます。
- 公式検索を使うと、取得できる情報が極端に少なくなる
Memoriaではパッと見同じように表示していますが、「タイムライン(含むMention,DM,ユーザーごとのTweet他)の取得」と、「Twitter公式検索」では、取得できる情報に大きく違いがあります。
タイムラインでは : アイコン(URL), Text(Tweet), ScreenName(ID), Name, Following, Followers, Count, Description(Bio), Location, Source, Protectedフラグ ...他
公式検索では : アイコン(URL), Text(Tweet), ScreenName(ID), Source ...他
というわけで単純に同じように表示しようとすると、おかしなことになります(さらに、検索だと情報が取得できたりできなかったり、不安定)。Memoriaでは、取得できない情報についてはダミー情報を入れて補っていますが、そのせいでちょっと不便なことになっています。
たとえば、公式検索で取得したPostをホイールクリックしても、Description(Bio)が表示されません。ツールチップでFollowing/Followersも出ませんし、発言数(Count)も表示されません。
これはもう、データが無いので仕方ありません(APIに問い合わせれば取得できますが、そのためにAPIを1回消費するのも、もったいないですよね)。というわけで、これらは「公式検索を使う際の制限事項」って事にしようかと思います。
- ハッシュタグとリストを強化したい
ハッシュタグについては、Postした後にハッシュタグだけは残るとかで、同じ話題を続けやすくしようかと思ってます。邪魔ならCTRL(CMD)+A → DELETE で消せば良いだけですし。
あとは、自動リロード機能を追加するかもしれません。ハッシュタグ以外にも対応したやつ。かといってタブ全部がリロードされるのではなく(それだとAPIが不足します)、タブごとに「コレは自動リロードしたい」とマーキングすれば、一定時間ごとにリロードされる感じです。
ただ、単なるログの抽出タブには適用できません。そもそもタイムラインをロードしていれば抽出タブにも振り分けられるので、適用できなくて良いと思います。
リストも、読み込みのみサポートするかもしれません。
- 基本方針は「カスタムできる項目は少なく」
Microsoft Officeのような、とにかく大量の設定項目があるアプリケーションは、本当に必要な項目が見つけにくく、とにかく使いにくいです。
「ほとんどの人がONで運用するであろう項目は、ONで固定。わざわざ設定項目を作らない」というポリシーで作っています。
これを実践しようとすると、必然的に「無駄な機能は省く」ようになります。たとえば、「タイムラインの色設定」「APIの残り数表示/非表示を選べる」といった機能はつけません。APIの残り数が表示されたところで不都合はないのだから、こんなのは常時表示で良いのです(※APIの残り数取得にAPIは消費しません)。
- バージョン1の時期とか
今回書いたものが実装される頃にはひょっとしたら……。