aruto's diary

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「ウイルス罪法案」が通ったら、ソフトをいくつか公開終了しなきゃいけないかも

大口委員:たとえばフリーソフトウェアを公開したところ、重大なバグがあると、ユーザからですね、そういう声があった、それを無視してですね、そのプログラムを公開し続けた場合は、提供罪が成立するという可能性があるのか、おうかがいしたいと思います。
江田法務大臣:えー、あると思います。
http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20110527.html#p01 (※一部省略済み)

もしヤバい不具合(追記:ファイルが消えるとか、そういうやつです)が見つかって、それを放置すると、罪になっちゃうかもしれないです。開発環境やソースコードが無くて修正できないソフトが色々あるので(”mp4 to mp3 converter”とか)、ちょっとこの法案はやばいです。修正したくても、できないソフトが色々あるんですよ。
たとえ今は不具合がなくても「OSをバージョンアップしたら、誤動作した」というケースはよくあることなので、油断できません。「Windows XP で動いてたソフトが、Windows 7で動かない」という経験をした方は多いかと思います。
何かあったら(もしくは、何かある前に)、ソフトを公開終了する必要があるかもしれません。
これはこまった。
しかし、お勉強嫌いな人が法律を作っちゃうって、なかなかすごい国ですね。