うーん、最初はおもしろかったけど、途中からは毒にも薬にもならないような内容ばっかりでなんだかなあ。既存の百合作品のエロコピーって感じで斬新さがまるでない。退屈。普通の作品を百合作品にするためにエロ要素入れたみたいなもんか。言うなら白ごはんの上に「百合味ふりかけ」をかけただけ、かな。
これならコミック百合姫でも読んでたほうが100倍良い。とりあえずLaLa読みながら鑑賞して、「ながら消化」。とりあえず「マリみて」「おかみき」「花物語」このへんを読んだことがある人は見なくてよし。前者2つは作品自体は別に百合ではないですが、百合小説といえばコレみたいな感じでよく言われてるなあ。
マリア像の前で手をあわせるシーンを見たときは、思わず吹いた。というかギャグですかこれ。他にも、開き直ってエトワールじゃなくて「薔薇様」にしちゃえばおもしろかったのに、とか。
こんな作品でも百合百合言われるんだよなあ。断じて認めないというか「マリア様がみてる」に対する「マリア様がみている」みたいなレベルかこれは。ようするにパロディだし。百合初心者には絶対勧めない作品の一つというか、反面教師として挙げておこう。
でもオープニングとエンディングだけは素晴らしくよい。