aruto's diary

Since 2003

近況などをだらだらと

漫画を読む機会がほとんどなく、CDもほとんど買わないので、レビューするものがありません。うむむ。
そういえば、ついこのあいだ百合姉妹のテレカが届きました。ちょっと遅すぎな気もしますが届いたので許す。絵柄はかわいくて満足してます。これも貴重品になってしまうのだろうかなあ。
あとはカレイドスターをちょっとずつ見たりしてます。サーカス版スポ魂アニメ?っぽくて結構面白い。
次のお楽しみは、4/1発売のマリみて新刊かな?でも、今は関東地方に居ないので、発売日(より前も含む)にレビューできなかったり。あと熱も冷め気味だったりします。
個人的には、よく比較対象にされますが、「マリみて」より「丘の家のミッキー」のほうが好きかもしれません。「おかみき」のほうは、まさにマリみてと正反対で、ソロリティ*1に属してるような純粋培養お嬢様が、徐々に俗世間にもまれてゆく、というストーリーです。もちろん男も普通に出てきます。(以下、多少ねたばれ含みます)
やっぱりお嬢様はお嬢様でいてほしいのか、後半になるほど読者の反発が強かったり、ヤクザに襲われるシーンでは「こんな展開許せない!」という声も聴かれます。
興味深い所は、主人公の女の子から、好きな男の子へ告白するシーン。「女の子のほうから男の子へ告白するなんて、なんて下品!」と、20年前(の作品なんです)の女の子達は感じていたそうです。このころは、まだ女の子にも、こういった奥ゆかしさがあったんだなあ、と軽く現代を嘆いてみたり。でもここ最近の価値観の変化はすごいですね。と話が逸れました。私は多少暗くても、静かで奥ゆかしい女の子の方が好みです、とさらに逸れました。
この作品を、「マリア様がみてる」が好きな人に勧められるかどうかと言われると、うーん。とうなってしまったり。いわゆる「百合」的な展開が目的な人には勧められないと思います。何せ、男女がくっつくストーリーですから。あとは、純粋培養お嬢様が好きな人にも勧められません。ストーリーが進むにつれ、どんどん俗世間へはまっていきますし。最初は四ッ谷のお嬢様学園*2からスタートして、そこまではいいんですが、湘南の偏差値の低い女子校へ転校していってしまいますから。
ただ、自分で一生懸命考えて行動する思春期の女の子の生き生きとしたさま、俗世にもまれても、高貴な精神を保ち続けるそのさま、こういったものに共感できる人にはまさにおすすめ、バイブルともなりえるかもしれません。
と、冒頭でレビューはしばらくできないと言っておきながら、レビューぽくなってしまいました。ああ。
さらに、私はこの作品があまりに好きなのでmixiでコミュニティを作ってしまいました。よかったら入会してみてください。
URLは http://mixi.jp/view_community.pl?id=92589 です。
とりあえず今回は以上です。ひさびさの長文&ココらしい文章でした。ではまた。

*1:選ばれたお嬢様達による集団のこと。集まってお茶会を開いたりします。

*2:モデルがあるようです。東横線沿いにもある、あの学校ですね。